22年度 問題1 消費者問題の歴史 (選択穴埋め)  その3

1.次の文章の[   ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。

【語 群】

1.安全・衛生 2.食品衛生法 3.権利の尊重 4.出資法 5.サラ金
6.景品表示法 7.利息制限法 8.製造物責任法 9.無限連鎖講防止法
10.預託法 11.サリドマイド事件 12.訪問販売法 13.クレジット
14.利益の調整 15.森永ヒ素ミルク事件 16.介護保険法 17.貸金業法
18.マルチ商法 19.ねずみ講 20.販売方法、契約・解約

問題1 (後半部分)[ ク ]~[ コ ]

1990年代頃からは、規制緩和が進行し、市場メカニズムの活用が進んでいることなどを背景として、消費者政策も市場ルールの整備と事後チェック機能の拡充など市場メカニズムを活用する手法に重点がおかれるようになった。たとえば、1994年に [ ク ] が制定され、さらに [ ケ ] に関するトラブルの増加を受け、2000年に消費者契約法が制定されるなど、消費者と事業者間の一般的な民事ルールが整備された。また、消費者に契約の取消しまたは無効の主張が認められる事業者の不当な誘等等について、適格消費者団体に差止請求権を付与する制度も設けられている。
2004年6月に改正された消費者基本法は、行政に「保護される者」という消費者像を転換し、消費者の [ コ ] と自立の支援を理念とした。
近年では、格差社会が進行する中、判断力が不十分な高齢者などの取引被害や、多重債務問題が深刻化している。消費者基本法の理念を具体化する上で、個々の消費者像を踏まえた対応が、いっそう必要とされている。

後半部分は比較的簡単な問題です。文章の量の割りに解答は3問だけですので、できるだけ時間短縮を心がけましょう。最後の3行も試験としては無駄な行になりますので試験中はあまり読まないようにしてください。
1994年に制定された法律ですが、前後に一切ヒントのない問題ですので知ってるかどうかだけですね。ただし、選択肢の消去法でみると、これしかないでしょう。ということで、 [ ク ] は「8.製造物責任法」です。重要な法律です。
「2000年の消費者契約法の制定」や「消費者と事業者間の一般的な民事ルールが整備」などが、 [ ケ ] に関するトラブルの増加を受けて整備されたことから、問題なく、 [ ケ ] は「20.販売方法、契約・解約」と即答できるでしょう。
そして、最後の消費者基本法の理念は、当然知っておくべき項目であり、従来のように消費者を保護する立場(消費者保護基本法)ではなく、権利を認め自立を促すことから、 [ コ ] は「3.権利の尊重」と即答できます。
したがって、後半部分はさっさと回答して時間を稼ぎます。とはいえ、1問目なのでもたもたするかもしれません。

解答一覧

ク→8、ケ→20、コ→3

最低限、イ、ウ、エ、オ、ク、ケ、コの7個は正解すべきですね(正解率7割で合格)。