22年度 問題7① 化粧品 (選択穴埋め)  その2

7.次の文章の[   ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

【語 群】

1.75ppm 2.防虫加工剤 3.承認 4.メチルアルコール 5.生後24ヶ月 6.ポジティブ 7.32ppm 8.化粧品工業基準
9.16ppm 10.化粧品基準 11.ネガティブ 12.エチルアルコール 13.水に溶けやすい化学物質 14.フッ素 15.生後12ヶ月
16.許可 17.水に溶けにくい化学物質 18.防しわ・防縮加工剤 19.95ppm 20.禁止

問題7 (前半部分①)[ ア ]~[ オ ]

① 化粧品を製造し販売するには、薬事法に基づき[ ア ] に適合する必要があり、化粧品の原料はその使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがあるものであってはならないとされている。
[ ア ]の内容は、主に配合成分に対する具体的な規制であり、化粧品に配合される防腐剤、紫外線、吸収剤、タール色素は、 [ イ ] リストに定められており、使用可能な成分と量が規制されている。また、防腐剤、紫外線、吸収剤、タール色素以外の成分ではクロロホルムや [ ウ ] などは[ エ ] リストとして使用が [ オ ] されている。

【解説と解答】
前半は化粧品の基準についての問題です。比較的やさしい問題です。
[ ア ] は化粧品工業基準か化粧品基準かですが、知らなければ当てものになります。
工業品なので化粧品工業基準としたいところですが、単純に[ ア ] は「10.化粧品基準」が正解となります。
そして具体的な規制ですが、言葉の問題になります。「~リスト」とくれば、「ポジティブ」か「ネガティブ」かですね。農薬や食品添加物などでも良く聞きます。
「使用可能な成分と量が規制されている」ということで、基準を守れば使ってもいいということで、[ イ ] は「6.ポジティブ」となります。
それ以外については、「ネガティブ」ということでクロロホルムがあげられ、使用禁止ですね。もう一つの物質としては、メチルアルコール、エチルアルコール、フッ素があげられますが、エチルではなく、メチルアルコールが禁止です。エチルアルコールは飲めるけどメチルアルコールは危険で目が散るとよく言いました。
エチルアルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒド→酢酸へと変化しますが、メチルアルコールはホルムアルデヒド→蟻酸へと変化します。ホルムアルデヒドや蟻酸はアセトアルデヒドより体内への吸収も早く、毒性が強くなっています
ということで、 [ ウ ]は「4.メチルアルコール 」[ エ ] は「11.ネガティブ」[ オ ]は「20.禁止」となります。

厚生労働省
化粧品・医薬部外品ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/keshouhin/index.html
化粧品基準(平成12年9月29日 厚生省告示第331号)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/keshouhin/dl/keshouhin-a.pdf

化粧品基準の一部抜粋
1 総則
化粧品の原料は、それに含有される不純物等も含め、感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物であってはならない。
2 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素以外の成分の配合の禁止
3 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素以外の成分の配合の制限
4 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素の配合の制限
5 化粧品に配合されるグリセリンは、当該成分100g中ジエチレングリコール0.1g以下のものでなければならない。

解答一覧

ア→10、イ→6、ウ→4、エ→11、オ→20

アが正解なら5問正解というラッキー問題です。